2011年10月号 番外編
木霊(こだま)

屋久島の 魅力に迫る! 番外編
屋久島初上陸! 平松史編①


 先日、みかわ百年の家プロジェクトメンバーと、屋久島に行ってまいりました。屋久島初上陸!ということでドキドキわくわくの2日間。  一年のうち360日は雨という屋久島は、私が行った時にも目の前にそびえたつ山岳には分厚い雲がかかっていました。


なにより楽しみにしていた縄文杉!2日目の朝3時起床、4時に宿を出発し、5時半から登山を開始。はじめはトロッコの線路を歩く比較的楽な道のりでした。途中には水場がいくつもあり、水はかなりきれいで、雨だというのに土色に染まっておらず、水中の石に苔すらついていません。
地元の方の話によると、水がきれいすぎて魚がいないとのこと。もちろん、水はとっても美味しく蒸し暑さの中で、オアシスのようでした。


トロッコ道を3時間ほど歩き、いよいよ本格的な登山道へ。昔に比べ、階段が作られて縄文杉までたどり着きやすくなったようですが、それでも勾配はきつく、踏み板をなめるように這い上っていきました。
雨がかなり降っており、霧に包まれて幻想的な雰囲気のなか、ウィルソン株や、夫婦杉、逆さ杉など、いくつもの面白い杉を眺めながら進んで行きました。
途中、一見30年~40年ほどの太さの杉の木も、樹齢300年ときかされびっくり!さすが、成長がゆっくりで目が詰まっている屋久杉!そして、息も切れ切れにようやくたどり着いた縄文杉は圧巻!
それまでみてきたどの屋久杉よりも堂々とそびえ立っていました。まさに屋久杉の王様。片道5時間半の登山の疲れを吹き飛ばすほどの感動でした。


屋久島の杉は、切り株更新・倒木更新を繰り 返しているそうです。台風などで倒れてしまった杉からまた新たな芽がでて成長を重ねていく。
その生命力の強さに感心し、私も負けちゃいられない、屋久島の杉のように強く生きていこうと思いました。



岡崎製材㈱総合センター 平松史




      


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