材木屋のせがれ/八田壮史です。
本日は、岡崎製材が行っている、ちょっとマニアックな「気密測定」のお話です。
最近、工務店さんやリフォーム会社さん、そして一般の方から「数年前に新築したのだけど引渡し時に気密測定していないため、いまから気密測定してもらえますか?」「リフォーム工事でも気密測定をお願いできますか?」というご相談をいただく機会が増えてきました。新築だけでなく、今お住まいの家を手直しするときにも「気密性能を確認したうえで工事を進めたい」とお考えになる方が出てきているようです。
【気密測定とは】
気密測定は、簡単に言えば「家にどれくらいすき間があるか」を数字で確かめる測定です。一般的には「送風機による住宅等の気密性能試験方法」(JIS A 2201)に沿って、送風機で室内と屋外に圧力差をつくり、すき間の量を測ります。結果は「C値(相当隙間面積)」という床面積1㎡あたりのすき間の面積(㎠/㎡)で表され、数字が小さいほどすき間の少ない家ということになります。
目に見えないすき間を、感覚ではなく数字で確かめられる。建築性能で数少ない計測可能な指標です。ここが気密測定のいちばんの価値だと思っています。

【10年以上、1,000件以上の実績】
弊社では10年以上前から、自社で気密測定を行なってきました。地場の工務店やハウスメーカー、ビルダーを中心に、これまでの測定は累計1,000件以上になります。材木屋が気密測定?と意外に思われるかもしれませんが、木造建築・家づくりを素材から施工まで支える中で、長く続けてきた仕事のひとつです。
【平屋でも2階建・3階建でもご提案が可能】
既存建物によって条件が異なりますが、
- 施工前測定:工事の前に一度測定し、現状の施工状況や漏気箇所を予測・確認したうえで工事計画をご提案
- 施工後(竣工時)測定:リフォーム完了後にもう一度測定し、向上した気密性能を確認
工事の前と後で比べることで、リフォームの効果が数字として残ります。そこに住む方にとっても、工事を担う会社さんにとっても、安心材料になるはずです。
※漏気箇所が大きい場合や多い場合など、既存建物の状況によっては漏気箇所を完全には絞り込めないこともあります
【弊社最高スペックはC値:0.09~0.06】
一般的に「C値:1.0以下」を目安に高気密住宅と言われます。弊社の新築物件実績になりますが、弊社で施工した社長(材木屋のおやじ)自宅はC値0.09、弊社オフィス・ラボはC値0.09(実際は最高値0.06を記録)でした。気密は「施工力」が直接的に数値化されるため、施工力の裏打ち。精度の高い施工力がここからお分かりいただけるかと思います。

木造建築を素材から施工まで一気通貫で支える会社として、「建てた後」「直した後」の性能を確かめ、安心の環境を整えるところまでお手伝いできればと考えています。詳しい内容は、直接お伺いしてご説明いたします。お気軽にご相談ください。

岡崎製材株式会社
八田壮史